6月15日(日本時間16日)に米・ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで行われた、WBC世界ライトヘビー級暫定王座決定戦で、オレクサンドル・グウォジク(ウクライナ)=20勝(16KO)2敗=を12回判定で破り王座を獲得した、WBC世界スーパーミドル級暫定王者デビッド・ベナビデス(米)=29戦全勝(24KO)=は、今後、ライトヘビー級で戦って行く事を選択。
保持していたWBC世界スーパーミドル級暫定は返上し、熱望していた4団体統一世界スーパーミドル級王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)=61勝(39KO)2敗2分=とのWBC指名戦は実現しない事を、WBCのマウリシオ・スライマン会長が認めた。
べナビデスは今後、10月12日(日本時間13日)にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで開催される、WBC、WBO、IBF世界ライトヘビー級王者アルツール・ベテルビエフ(ロシア→カナダ)=20戦全勝(20KO)=と、WBAスーパー王者ドミトリー・ビボル(ロシア)=23戦全勝(12KO)=による4団体王座統一戦勝者との対戦を目指す事になった。