WBC&WBO世界スーパーバンタム級王者井上尚弥(大橋)=25戦全勝(22KO)=選手への挑戦を熱望する、IBF&WBO世界同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)=16戦全勝(7KO)=が、12月15日にオーストラリア(開催地未定)で開催されるFoxスポーツ放映興行のメインで、WBO14位チョン・リュー(中国)=19戦全勝(7KO)=と対戦する事が決定。

グッドマンは6月18日にオーストラリアでライース・アリーム(米)=20勝(12KO)1敗=を12回判定で破り、IBF王座への挑戦権を獲得した後も、アクティブなリング活動を続ける事を選択。10月15日にオーストラリアで、元世界挑戦者のミゲル・フローレス(米)=25勝(12KO)5敗1分=と対戦し、8回に左ボディでダウンを奪うなど、スピードとテクニックで圧倒し、12回大差の判定勝ちを収めてから、僅か2ヶ月のスパンでのリング登場となる。

「地球上で最も偉大なボクサーである、イノウエとの世界タイトルを賭けた戦いを希望する」と言う、”オーストラリアの野獣”・グッドマンの戦い続けてチャンスを待つという意思は強く、チョン戦をクリアすれば米国からのオファーを受諾し、来年3月に米国デビュー戦に挑む考えを明らかにしている。