37年の歴史に終止符を打つことが決まったShowtime Boxingは、12月9日(日本時間10日)に、米・ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで予定される、PPV放映イベントがラストとなるが、そのメインでフロイド・メイウェザーJr(米)が、マイキー・ガルシア(米)=ミゲル・アンヘル・ガルシア=と、エキシビションマッチで対戦する計画がある。

併せて同日に、WBA世界ミドル級王者エリスランディ・ララ(キューバ)=29勝(17KO)3敗3分=に、元WBC世界スーパーライト級、WBAスーパー&WBC世界ウェルター級王者で同級7位のダニー・ガルシア(米)=37勝(21KO)3敗=が挑むタイトル戦がセットされる可能性が高くなった。試合はスーパーウェルター級リミット1ポンド超えの、155ポンドのキャッチウェイトで行われる。

WBAは5月にララとガルシアが対戦する事を特別承認。勝者、または引き分けに終わった場合ララは、120日以内に同級1位マイケル・ゼラファ(豪)=31勝(19KO)4敗=と対戦する事が義務付けられ、8月5日(日本時間6日)に開催が予定されたが、これまで実現しなかった。

ララvsガルシアだけではPPV放映は成り立たず、噂されていたメイウェザーJrの出場は理に適う。そして、対戦相手はたとえマイキーでなくとも、そのネームバリューでファンを引き付ける事が出来る。エキシビションマッチとはいえ、歴史に名を残したボクサーとの対戦を期待。