12月24日に東京・有明アリーナで2度目の防衛戦を行う事が発表されていた、WBO世界バンタム級チャンピオン武居由樹(大橋)=10戦全勝(8KO)=選手の対戦相手は、同級10位ユッタポン・トンデイ(タイ)=15戦全勝(9KO)=に決定。
31歳のトンデイはアマ時代の2017年6月に、五輪2連覇を達成した後のロベイシー・ラミレス(キューバ)に勝利した実績を持つが、2020年7月のプロ転向後は国内での戦いのみで、著名選手との対戦はない。
大晦日 マルティネス IBF王座放棄し井岡一翔と再戦
大晦日に井岡一翔(志成)=30勝(16KO)4敗1分=選手とダイレクトで再戦する事が確実と見られる、WBA、IBF世界スーパーフライ級王者フェルナンド・”プーマ”・マルティネス(アルゼンチン)=18戦全勝(9KO)=は、IBF王座を放棄。井岡選手との再戦はWBA王座だけを賭けた戦いとなる。
空位となったIBF王座は同級3位(1、2位は空位)ウィリバルド・ガルシア(メキシコ)=22勝(13KO)5敗1分=と、同級4位レネ・カリクスト(メキシコ)=23戦全勝(9KO)=により争われる事になる。そして、メキシコ人同士の王座決定戦は12月に日本での開催が伝えられている。
WBOバルカッセル会長勇退
プエルトリコで開催されているWBO総会で、1994年11月以来30年間に渡り会長職にあったフランシスコ・パコ・バルカッセル(76歳)会長が、会長選挙に出馬しないことを表明し勇退。後任の会長には、WBOの顧問弁護士としてバルカッセル会長を支えて来た、グスタボ・オリビエリ(プエルトリコ)が就任した。