IBF世界スーパーライト級王者リアム・パロ(オーストラリア)=25戦全勝(15KO)=の次戦は、12月7日(日本時間8日)にプエルトリコ・サンファンのロベルト・クレメンテ・コロシアムで開催される、DAZN放映のマッチルーム・ボクシング興行で、同級1位リチャードソン・ヒッチンズ(米)=18戦全勝(7KO)=を挑戦者に迎え行われる事が決定。

パロは6月15日(日本時間16日)にプエルトリコ・マナティのホアン・オービン・クルス・アブレウ・コリセオで、マッチルーム・ボクシングとマルチ契約を締結したばかりの、スブリエル・マティアス(プエルトリコ)=20勝(20KO)2敗=を12回判定で破り、IBF世界スーパーライト級王座を獲得。またもや敵地で初防衛戦に臨む事になった。

ヒッチンズは当初、同日の興行で元2階級制覇王者ホセ・ペドラザ(プエルトリコ)=29勝(14KO)6敗1分=と対戦する事が決まっていたが、同日、出場が予定されていた前王者マティアスと、前IBF世界バンタム級王者で現在3位にランクされるエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)=22勝(13KO)3敗1NC=が、揃って11月9日(日本時間10日)にプエルトリコ・バヤモンのルーベン・ロドリゲス・コロシアムで開催される、フレッシュ・プロダクション・ボクシング興行への出場が決った為に、急遽、パロの持つ王座への挑戦が決まった。

アンダーカードでは、IBF世界スーパーフェザー級4位、WBA14位ヘンリー・レブロン(プエルトリコ)=19戦全勝(10KO)=と、WBA世界同級7位クリストファー・ディアス(プエルトリコ)=28勝(18KO)4敗=の、プエルトリカン同士の世界ランカーが実現。両者は空位のIBFラテン王座を賭けて対戦する。

WBA米大陸ウェルター級王者で世界同級15位にランクされる、ジャリル・ハケット(米)=9戦全勝(7KO)=は、ホセ・ロマン・バスケス(プエルトリコ)=13勝(6KO)1敗=と対戦。WBA世界フライ級3位ヤンキエル・リベラ(プエルトリコ)=6戦全勝(2KO)=も出場(対戦相手未定)する。