WBC世界スーパーフライ級王者ジェシー・”バム”・ロドリゲス(米・帝拳)=21戦全勝(14KO)=と、WBO世界同級王者ブメレレ・カフ(南アフリカ)=11勝(8KO)無敗3分=による王座統一戦は、7月19日(日本時間20日)に米・テキサス州フリスコのフォード・センターで開催される、DAZN放映のマッチルーム・ボクシング興行で行われる事が決定。

共同メインでは、WBO世界スーパーミドル級1位、WBC2位、WBA6位、IBF12位のディエゴ・パチェコ(米)=23戦全勝(18KO)=が、元世界ランカーのトレバー・マッカンビー(米)=28勝(21KO)1敗1NC=と対戦する。

ガルシアvsカリスト IBF王座決定戦

ガルシアvsカリストのポスター

IBF世界スーパーフライ級王座決定戦。同級3位(1、2位は空位)ウィリバルド・ガルシア(メキシコ)=22勝(13KO)5敗2分=と、同級4位レネ・カリスト(メキシコ)=23勝(9KO)無敗1分=の再戦は、5月23日(日本時間24日)にメキシコ・サカテカスで開催の開催が決定。

両選手は昨年12月21日にツインメッセ静岡で対戦して以来の再戦。初戦は、ガルシアが序盤から旺盛な手数でカリストを押し込み、左右フックを上下に打ち分け終始攻勢をかけ、カリストはインサイドから右カウンターを軸に迎え撃つ展開で12回を終了。

常に先手を取り、手数、ヒット数でも上回ったガルシアの手が挙がるかと思われたが、公式スコアは118-110ガルシア、116-112カリストと、114-114で引き分け。新王者は決まらず、試合後、IBFは両者による即時再戦を指令。

2月12日(日本時間13日)に開催された入札で、マニー・パッキャオのMPプロモーションが単独の15万1100ドル(約2280万円)で興行権の落札に成功。ファイトマネーの分配は50:50で、両選手がそれぞれ7万5550ドル(約1140万円)を獲得する。初戦優位に戦ったガルシアが今度も有利と見られているが、果たしてどうか。

ニュース短信

力石vsヌニェスの試合ポスター

5月28日に横浜BUNTAI(約5000人収容)で開催される、IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦。同級1位エドゥアルド・ヌニェス(メキシコ)=28勝(28KO)1敗=と、同級3位(2位は空位)の力石政法(大橋)=16勝(11KO)1敗=選手の試合は、DAZNで米国、カナダ、英国など一部地域でライブ配信される事を、マッチルーム・ボクシングが発表。

海外のファン、関係者からも注目度が高い王座決定戦。力石選手の王座獲得に期待。

6月7日(日本時間8日)に英・イプスウィッチのポートマン・スタジアムで開催が決っている、WBA世界ヘビー級暫定王座決定戦への出場を、同級4位ジャレル・ミラー(米)=26勝(22KO)1敗2分=が肩の負傷を理由に辞退。

同級1位ファビオ・ウォードリー(英)=18勝(17KO)無敗1分=の新たな対戦相手候補には、同級2位マイケル・ハンター(米)=24勝(17KO)1敗2分=、同級7位フィリップ・フルゴビッチ(クロアチア)=18勝(14KO)1敗=と、WBO1位、IBF7位、WBC11位にランクされるジャスティス・フニ(オーストラリア)=12戦全勝(7KO)=が候補に挙がっている。