10月25日(日本時間26日)、デンマーク・ホルステブロのグロッケール・アリーナで開催された、WBC&WBO女子世界バンタム級タイトルマッチ。王者ディナ・ソルスランド(デンマーク)=22戦全勝(9KO)=に、WBO世界同級2位ぬきてるみ(真正)=15勝(10KO)5敗=選手が挑んだ一戦は、ソルスランドが判定勝ち。スコアはヤン・クリステンセン(デンマーク)99‐91、ソーレン・ザウグマン(デンマーク)99-91、アンドレアス・ステンバーグ(スウェーデン)99-91 。
王者の自宅から僅か15分という敵地の真っただ中で世界王座奪取を狙ったぬき選手は、果敢に前進しアタックしたが、ソルスランドのアウトボクシングの前に自慢の強打は不発に終わり、4度目の世界挑戦も失敗に終わった。ソルスランドははWBO王座6度目、WBC3度目の防衛に成功。
女子世界ミニマム級4団体統一王者エストラーダ 引退表明
32歳の女子世界ミニマム級4団体統一王者セニエサ・エストラーダ(米)=26戦全勝(9KO)=は、ボクシングからの引退を表明。
素晴らしい冒険でした。 応援してくれてありがとう。 私のファイトスタイルが、いつまでも人々の記憶に残るものであることを願っています。この決断にどれだけの時間を費やしたかは神のみぞ知る。 肉体的にも精神的にも、このままではいけない。 平穏な気持ちにさせてくれた神に感謝している。 23年間、ボクシングに打ち込んできた人生を、ボクシング抜きで続けることができて幸せです。
3月29日(日本時間30日)に米・アリゾナ州グレンデール、デザート・ダイアモンド・アリーで行われた、IBF&WBO王者だったヨカスタ・バジェ(コスタリカ)=31勝(10KO)3敗=との王座統一戦に勝利したのが、ラストファイトとなった。