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2月28日(日本時間3月1日)、米・アリゾナ州グレンデールのデザート・ダイヤモンド・アリーナで開催されたマッチルーム・ボクシング興行のメインイベント。WBO世界スーパーフェザー級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)=39勝(32KO)2敗1分1NC=と、IBF世界同ー級王者エドゥアルド・”シュガー”・ヌニェス(メキシコ)=30勝(28KO)1敗=による王座統一戦は、ナバレッテが11回1秒TKO勝ち。

ついに実現したメキシコ人同士の王者対決。初回、ナバレッテがいつものように仕掛けると、ヌニェスもすかさず打ち返す。2回、足を使うヌニェスをナバレッテはジャブで追う。3回、ヌニェスは自ら仕掛けず、ナバレッテの左アッパー、フックがヒット。

4回、ナバレッテの左が伸びる。右ストレートに繋げ連打でポイント。5回、ヌニェスが前進。左フック、右ストレートと打ち込むが、ナバレッテも打ち合いに応じ左右フックから右アッパー。6回、ヌニェスが距離を詰め左ボディから左右フック。ナバレッテも下がらず両者打ち合う。

Emanuel Navarrete vs. Eduardo Nunez
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7回、ナバレッテのジャブがヌニェスの前進を阻み、右ストレート、左右フック、アッパーと多彩なパンチでリード。8回、ヌニェスが前進。左右フックでナバレッテに迫るが、ナバレッテも左右フック、アッパーで応戦。9回、ナバレッテの右アッパーがクリーンヒット。回転の速い連打を打ち込み、接近戦でもヌニェスの左右フックを遮り、左右アッパーを突き上げ優勢。

10回、開始早々、右目が腫れたヌニェスにドクターチェックが入る。再開されたがヌニェスの右目上からの出血が激しくなる。ヌニェスが距離を詰め接近戦となるが、ナバレッテは左右フックからアッパーと打ち分け巧さを見せる。11回、再びヌニェスにドクターチェック。ヌニェスの右目は完全に塞がり、ドクターはストップを勧告。ナバレッテが快勝で2団体王座統一に成功した。

セミファイナル。WBOラテン&NABFジュニア・スーパーライト級タイトルマッチ10回戦。王者でWBO世界同級7位、WBA9位にランクされるエミリアーノ・バルガス(米)=16戦全勝(13KO)=に、元WBCラテン・ライト級王者アグスティン・”シュガー”・キンタナ(アルゼンチン)=22勝(13KO)2敗1分=が挑んだ一戦は、バルガスが9回終了TKO勝ち。

Emiliano Vargas
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世界ランキング入りした21歳のバルガスは慎重な立ち上がり。速いジャブから左フックを上下に散らし、右ストレート。キンタナは右カウンターを狙う。先手で攻めるバルガスだが、キンタナのディフェンスラインをなかなか突破出来ないまま試合は終盤戦へ。

8回、開始からバルガスは連打でキンタナに迫る。防戦一方となったキナタナは左目の腫れが大きい。9回開始早々、キンタナにドクターチェックが入るがここは続行。バルガスは攻勢を強めキンタナを追う。被弾しながらも粘るキンタナだが、ダメージの蓄積は明らか。9回終了後のインターバルでキンタナ・コーナーの様子を伺ったラウル・カイズJr(米)主審は、試合をストップした。

WBA北米大陸ウェルター級タイトルマッチ10回戦。王者でWBA世界同級9位のタマー・スモールズ(米)=16戦全勝(11KO)=に、元世界ランカーのアベル・ラモス(米)=28勝(22KO)6敗3分=が挑んだ一戦は、

スロースターターのラモスは序盤は動きに乏しくポイントを失ったが、徐々に調子を上げボディ攻撃から右に繋げ前進。受け身に回ったスモールズを追い、9回には右オーバーハンドをクリーンヒット。最終ラウンドも左フックを決め優勢のうちに試合終了ゴング。公式スコアは98-92、97-93ラモスと、96-94スモールズのスプリット。

Abel Ramos
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ラモスは2024年11月15日(日本時間16日)に米・テキサス州アーリントンで、マリオ・バリオス(米)=29勝(18KO)3敗2分=が保持していたWBC世界同級王座に挑戦し、ダウン応酬の末に引き分けて以来の復帰戦で無敗のスモールズを撃破。世界ランク復帰を決定付けた。

WBC米大陸スーパーバンタム級タイトルマッチ10回戦。王者でWBC世界同級14位のアルトゥーロ・カルデナス(メキシコ)=17勝(9KO)無敗1分=に、12連続KO中のジョーダン・マルティネス(米)=16戦全勝(15KO)=が挑んだ一戦は、10回引き分け。

2ラウンドまでのKO勝利が8度あるマルテイネスは初回から積極的に仕掛けたが、カルデナスは固いブロッキングで凌ぎ、ジャブ、左ボディを軸に中盤から反撃。マルティネスの攻勢は初めて経験する7回以降も続いたが、カルデナスもインサイドからパンチを返し譲らず試合終了ゴング。公式スコアは98-92マルティネス、96-94カルデナス、95-95。

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