11月29日(日本時間30日)、米・カリフォルニア州テメキュラのペチャンガ・リゾート・カジノで開催された、米・マニー・パッキャオ・プロモーション(MPP)の初興行で、パッキャオ2世、24歳の長男エマニュエル・パッキャオJr(フィリピン)がプロデビュー。
大きな注目を浴びる中、ライト級4回戦で同じくデビュー戦のブレンダン・ラリー(米)とグローブを交えたパッキャオJrは、4回を戦い抜いたが結果は引き分け。スコアは38-38、38-38、39-37パッキャオJrの1-0。
元世界6階級制覇王者で今年に入り復活を果たした偉大な父親マニーがリングサイドで見守る中、リングに登場したエマニュエルは、アマ戦績6勝4敗。対する23歳のラリーはアマで5勝3敗。似たようなキャリア同士の戦いは、ラリーの正確性が上回ったかのようにも見えたが、エマニュエルは最後まで喰い下がり終了ゴング。

”パッキャオ”というネーミングにより世界中から注目され、大きなプレッシャーがのしかかる中、エマニュエルは最後まで飾らない精一杯のファイトを見せたが勝利には届かなかった。
「ボクシングが本当に大好きだ。この場所がたまらなく好きだ。自分自身に何かを証明したかった。自分がどこまで行けるのか確かめたかったんだ」(エマニュエル)
プロボクサーとして最初の第一歩を踏み出したエマニュエルは、父の影から抜け出し、格闘技界で自らの名を轟かせる事を目標に掲げている。課題もたくさん残ったデビュー戦だったが、注目され続けるキャリアをどこまで伸ばしていく事が出来るのか。次に期待されるのは、親子同時出場という事になるだろう。
プロボクサーとして最初の第一歩を踏み出したエマニュエルは、父の影から抜け出し、格闘技界で自らの名を轟かせる事を目標に掲げている。課題もたくさん残ったデビュー戦だったが、注目され続けるキャリアをどこまで伸ばしていく事が出来るのか。次に期待されるのは、親子同時出場という事になるだろう。
また、ラリーはこの試合を最後にグローブを吊るし、元の高校教師に戻る事を発表した。
