11月11日(日本時間12日)、米・カリフォルニア州オンタリオのルムカラー-フェニックス・センターで開催された、ファイト・シティ・プロモーション興行のメイン。12戦全勝(11KO)のレコードを持つ22歳の新鋭エルネスト・メルカド(米)と、33歳の元世界ランカー、ジェレマイア・ナカティラ(ナミビア)=23勝(19KO)3敗=のスーパーライト級10回戦は、メルカドが2回1分KO勝ち。

ナカティラは5月に行われたNABF北米ライト級王座決定戦で、レイモンド・ムラタラ(米)=19戦全勝(16KO)=に2ラウンドTKO負けを喫しているが、2021年6月にはシャクール・スティーブンソン(米)=20戦全勝(10KO)=と、WBO世界スーパーフェザー級暫定王座を争い12回判定負け。キャリア豊富なナカティラを相手に、メルカドがどんな試合を見せるのか注目されたが、第2ラウンド、右クロスから左フックでダウンを奪ったメルカドは、再開後、一気の連打でレフェリーストップに追い込んだ。今後のマッチアップに注目。