来年2月17日(日本時間18日)にサウジアラビアのリヤドでの開催が発表された、WBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(英)=34勝(24KO)無敗1分=と、IBF、WBO&WBAスーパー王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)=21戦全勝(14KO)=による4団体王座統一戦興行のアンダーカードに、WBA世界ヘビー級レギュラー王者マフムード・チャー(独)=34勝(20KO)4敗=が出場。39歳の元ランカー、デリック・チゾラ(英)=34勝(23KO)13敗=との対戦をアピールしている。

38歳のチャーはWBA、ヒルベルト・ヘスス・メンドーサWBA会長個人、ドン・キング・プロダクションらを相手取り、不当な王座剥奪などで提訴し、係争が続いていた裁判で和解が成立。同級5位ジャレル・ミラー(米)=26勝(22KO)無敗1分=と防衛戦を行う事を義務付けられたが、興行はまとまらず、代わりにミラーは12月23日(日本時間24日)にサウジアラビアで、前WBA世界ヘビー級レギュラー王者でWBA7位、IBF8位、WBO11位、WBC12位ダニエル・デュボア(英)=19勝(18KO)2敗=と対戦することが決まっている。

他にWBC世界クルーザー級王座を返上したバドゥ・ジャック(スウェーデン)=28勝(17KO)3敗3分=が、4階級制覇を目指しWBC世界ブリッジャー級王者ルカシュ・ロザンスキー(ポ-ランド)=15戦全勝(14KO)=へ挑戦するカードも組み込まれる。ロザンスキーとの対戦をWBC義務付けられていた同級1位ケビン・レリーナ(南ア)は、ロザンスキーvsジャックの勝者へ挑戦する事を受け入れていた。