8月26日(日本時間27日)、ブラジル・サンパウロのサント・アマーロ・ショッピングセンターで開催された、WBA南米ミドル級王座決定10回戦。元WBO世界スーパーウェルター級王者パトリック・テイシェイラ(ブラジル)=32勝(23KO)4敗=と、カルロス・リベロ(ベネズエラ)=23勝(13KO)1敗1分=の一戦は、テイシェイラが2回KO勝ちで新王者。試合は第2ラウンド、サウスポーのテイシェイラが右フックでダウンを奪い、再開後、逃げるリベロに右ボディを決めテンカウントを聞かせた。
2021年2月にブライアン・カスターニョ(アルゼンチン)=17勝(12KO)1敗2分=に12回判定で敗れ世界王座を失ったテイシェイラは、この試合以降3連敗と低迷したが、昨年11月、約4年半ぶりとなった母国のリングでアドリアン・ペレス(ベネズエラ)=16勝(14KO)17敗1分=を初回KOに破り再起に成功。今後はミドル級で2階級制覇を目指す事になるが、ペレスは現在まで10連敗中、リベロも戦績ほどの選手ではなく、今後のステップアップ戦が注目される。