11月9日(日本時間10日)、プエルトリコ・バヤモンのルーベン・ロドリゲス・コロシアムで開催された、フレッシュ・プロダクション興行のメイン。前IBF世界スーパーライト級王者で現在5位にランクされるスブリエル・マティアス(プエルトリコ)=20勝(20KO)2敗=と、ロベルト・ラミレス(メキシコ)=26勝(19KO)3敗1分=の10回戦は、マティアスが2回TKO勝ち。

初回からラミレスを追ったマティアスは第2ラウンド、左ボディを決めダウンを奪う。何とか立ち上がったラミレスだが、戦意は感じられず、そのまま試合はストップ。あっけない結末となった。マティアスが快勝で、6月15日(日本時間16日)にプエルトリコ・マナティで、リアム・パロ(オーストラリア)=25戦全勝(15KO)=に敗れ、世界王座を失って以来の再起に成功。

WBOインターナショナル・バンタム級王座決定12回戦。元世界挑戦者ジェイビエール・シントロン(プエルトリコ)=12勝(6KO)1敗1NC=と、ラシブ・マルティネス(メキシコ)=23勝(11KO)3敗1分=の一戦は、初回と10回にダウンを奪ったシントロンが判定勝ちで新王者。

NABOスーパーライト級タイトルマッチ。王者でWBO世界同級8位のアルフレッド・サンティアゴ(ドミニカ)=15勝(6KO)2敗=に、ペドロ・カンパ(メキシコ)=36勝(24KO)3敗1分=が挑んだ一戦は、サンティアゴが初回TKO勝ち。

スーパーバンタム級10回戦。WBA世界スーパーバンタム級7位ケビン・ゴンサレス(メキシコ)=27勝(14KO)1敗1分=と、アビマエル・オルティス(米)=10勝(5KO)1敗1分=の一戦は、オルティスが判定勝ち。プエルトリコに住むオルティスが、世界ランク入りを確実にした。