2012年大晦日に東京・大田区体育館で内山高志(ワタナベ)選手が保持していた、WBA世界スーパーフェザー級王座に挑んだ、37歳の元WBA同級暫定王者ブライアン・バスケス(コスタリカ)=37勝(20KO)4敗=が、約5年8ヶ月ぶりにリング復帰。12月29日(日本時間30日)、コスタリカ・サンホセで行われたウェルター級8回戦で、ホルヘ・メンデス(コスタリカ)=5勝(4KO)10敗1分=とグローブを交えた。
自ら主宰するボクシング・ディストリクト興行のメインイベントに登場した、国民的アイドルのバスケスは、4連続KO負け中のメンデスを問題とせず、初回1分25秒TKO勝ち。
2019年4月20日(日本時間21日)に米・ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで、フェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)=27(17KO)勝2敗=とのライト級10回戦で、判定負けを喫して以来の再起戦に勝利した。
セミファイナルにはバスケスの妻で、男女を通じてコスタリカ初の世界王者となり、ウェルター級、スーパーウェルター級、ライトヘビー級、ヘビー級の女子世界4階級を制覇した、元王者のハンナ・ガブリエルズ(コスタリカ)=21勝(12KO)2敗1分=が出場。
2021年4月17日(日本時間18日)にコスタリカ・サンホセで行われた、WBA女子世界ライトヘビー級王座王座決定戦で、マーサ・ララ・ガイタン(メキシコ)=11勝(6KO)10敗=に2回TKO勝ちして以来となる復帰戦で、サラ・アンティ(グアテマラ)=6勝(3KO)4敗=と対戦。
スーパーミドル級6回戦で行われた試合は、ガブリエルズがアンティを圧倒。第4ラウンド、ガブリエラの右フックからの連打でアンティが腰を落とし防戦一方となると、レフェリーは4回58秒試合をストップ。41歳のガブリエルズが快勝で、リング復帰を飾った。