10月18日(日本時間19日)に米・ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで開催される、元WBC世界スーパーライト級&WBAスーパー王者、元WBC世界ウェルター級王者のダニー・”スウィフト”・ガルシア(米)=37勝(21KO)3敗=が、ラストファイトでダニエル・ゴンサレス(米)=22勝(7KO)4敗1分=と対戦する、スウィフト・プロモーション興行の全カードが明らかになった。
共同メインには元IBF世界ライト級王者リチャード・コミー(ガーナ)=31勝(28KO)5敗1分=と、ナヒール・オルブライト(米)=17勝(7KO)2敗1NC=のスーパーライト級10回戦が組み込まれた。

38歳のコミーは8月31日(日本時間9月1日)に米・ミシガン州デトロイトで、ウィリアム・ジャクソン(米)=13勝(5KO)7敗2分=を2回TKOで破り、2023年3月25日(日本時間26日)に米・カリフォルニア州フレズノで、元WBC&WBO世界スーパーライト級王者ホセ・カルロス・ラミレス(米)=29勝(18KO)3敗=に11回KOで敗れて以来、約2年5ヶ月ぶりの再起戦に勝利。
29歳のオルブライトは2023年10月14日(日本時間15日)に米・テキサス州ローゼンバーグで、前WBO世界ライト級王者キーショーン・デービス(米)=13勝(9KO)無敗1NC=と対戦。95-95、94-96、93-97のスコアで敗れたが、試合後の薬物検査でデービスからマリファナの陽性反応が検出された事により、テキサス州コミッションは試合結果をノーコンテストに変更。
昨年は試合に恵まれなかったオルブライトは、6月7日(日本時間8日)に米・バージニア州ノーフォークで、15戦無敗(8KO)のケルビン・デイヴィス(米)を10回判定で破り、空位のWBC・USA・スーパーライト級王座を獲得。コミーにとっては、再浮上の為に絶対に負けられない一戦だが、ジャクソン戦は参考にならず、厳しい戦いになりそう。

バンタム級10回戦では、身長178センチの長身ドミニク・クラウダー(米)=18戦全勝(11KO)=が、元WBC・USA・フライ級王者フェルナンド・ディアス(米)=16勝(6KO)5敗1分=と対戦。2連敗中の元WBA世界スーパーフェザー級暫定王者クリス・コルバート(米)=17勝(6KO)3敗=は、ライト級8回戦でブラス・エゼキエル・カロ(アルゼンチン)=12勝(5KO)8敗=との対戦で連敗脱出を狙う。
8月2日(日本時間3日)に約2年3ヶ月ぶりのリング復帰を果たした、元世界挑戦者の激闘王ガブリエル・ロサド(米)=27勝(16KO)17敗1分1NC=は、ヴォーン・アレクサンダー(米)=19勝(12KO)16敗2分=と、スーパーミドル級8回戦でグローブを交える。
16戦全勝(10KO)のヘビー級ダミアン・クニーバ(ポーランド・米在住)は、ポーランド系米国人のダウェイコ=28勝(16KO)13敗4分=と、8回戦で対戦。