日本のリングで内山高志(ワタナベ)選手に2度勝っている、33歳の元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者ジェスリール・コラレス(パナマ)=26勝(10KO)6敗1NC=が、7月20日(日本時間21日)、コスタリカ、サン・ファンのリカルド・サプリサ・スタジアムで開催されたライト級10回戦で、2度の世界戦経験のあるフランシスコ・フォンセカ(ニカラグア)=33勝(27KO)4敗2分=と対戦。

サウスポーのコラレスは、第4ラウンド終盤、フォンセカの左フックを喰い、すぐさま右ストレートをフォローされダウン。何とか立ち上がったが、そのままテンカウントを聞いた。コラレスはロシア、スペインに次ぎコスタリカでも敗れ、これで3連敗。そろそろキャリアの終焉も近い。

メインイベントには、3月29日(日本時間30日)に米・アリゾナ州グレンデールのデザート・ダイアモンド・アリーナで、セニエサ・エストラーダ(米)=26戦全勝(9KO)=との女子世界ミニマム級4団体王座統一戦に敗れ王座を失った、前IBF&WBO王者ヨカスタ・バジェ(コスタリカ)=30勝(9KO)3敗=が再起戦のリングに登場。

ラマンディープ・カウル(インド)=15勝(5KO)3敗=とグローブを交えたバジェは、第2ラウンド、左ボディでロープ際まで後退したカウルに、一気の連打を打ち込みレフェリーストップ勝ち。力の違いを見せつけたコスタリカの英雄は、エストラーダとの再戦に闘志を燃やしている。