IBF1位・15戦全勝フルコビッチvs22戦全勝マッキーン 「結果」 ヘビー級12回戦

8月12日(日本時間13日)、英・ロンドンのO2アリーナで開催されたヘビー級12回戦。IBF世界ヘビー級1位フィリップ・フルゴビッチ(クロアチア)=15戦全勝(12KO)=と、IBF13位、WBO14位デムジー・マッキーン(豪)=22戦全勝(14KO)=の一戦は、フルコビッチが12回1分1秒TKO勝ち。

IBF王座への指名挑戦権を持つフルコビッチとサウスポーのマッキーンの対戦は、序盤から噛み合わず、共に決め手を欠く揉み合いの多い展開が続いた。このまま判定決着かと思われた最終ラウンド、フルコビッチの右フックがマッキーンに炸裂。ふらりと前のめりにグラついたマッキーンに対し、フルコビッチはすかさず横殴りの右を2発、3発と追い撃ち。

ロープにもたれかかったマッキーンにマーカス・マクドネル(英)主審はカウントを数えたが、途中で試合をストップ。フルコビッチが右の一撃で世界1位の面目を保った。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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