7月10日、オーストラリア・ウロンゴンのウロンゴン・エンターテイメント・センターで開催された、スーパーバンタム級12回戦。IBF&WBO世界同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)=18戦全勝(8KO)=と、WBC世界同級8位チャイノイ・ウォラウト(タイ)=25勝(15KO)無敗1分=の一戦は、グッドマンが判定勝ち。スコアはクリス・アリエンディ(オーストラリア)119-109、リアン・リード(オーストラリア)117-113、ウィル・スーロス(オーストラリア)117-111。
4団体統一世界スーパーバンタム級王者井上尚弥(大橋)=27戦全勝(24KO)=選手からの、9月タイトルチャレンジの機会を辞退したグッドマンは、足を使った機動力あるボクシングで勝利したが、チャイノイのパンチを被弾する場面も度々見られた。また、試合途中に左拳を痛めたグッドマンは骨折が判明。今後の回復が具合が気に掛かります。
また、グッドマンがチャイノイとの試合を挙行した事により、米・ESPNは9月に井上選手が戦うのは、元IBF世界同級王者でWBO2位、WBA6位、IBF7位、WBC9位にランクされるTJ・ドヘニー(アイルランド)=26勝(20KO)4敗=になった事を伝えている。
ライト級10回戦。3月29日(日本時間30日)に米・アリゾナ州グレンデールのデザート・ダイアモンド・アリーナで行われた、WBO世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦で、オスカル・バルデス(メキシコ)=32勝(24KO)2敗=に7回TKOで敗れた、WBO11位リアム・ウィイルソン(オーストラリア)=13勝(7KO)3敗=が再起戦で、ユセフ・ディブ(オーストラリア)=21勝(11KO)1敗=とグローブを交えた一戦は、ウィルソンが8回45秒KO勝利を収めた。
9/7 ノックアウトvsウィンウッド 「決定」 WBA世界ミニマム級戦
WBA世界ミニマム級スーパー王者ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)=24戦全勝(9KO)=の15度目の防衛戦が、9月7日にオーストラリアのパースのHBFスタジアムで、同級13位アレックス・ウィンウッド(オーストラリア)=4戦全勝(2KO)=を相手に行われる事が、正式発表。
ノックアウトの王座在位期間は約10年間に及ぶが、海外で試合をするのは2018年7月に中国・青島で、元WBC王者 熊 朝忠(中国)に12回判定勝ちして以来となる。ノックアウトvsウィンウッドの勝者は、パリ五輪に出場する同級1位ハサンボーイ・ドゥスマトフ(ウズベキスタン)=6戦全勝(5KO)=との対戦を義務付けられる事になる