IBF世界フェザー級王者アンジェロ・レオ(米)=25勝(12KO)1敗=の2度目の防衛戦は、来年2月21日(日本時間22日)に故郷の米・ニューメキシコ州アルバカーキで、同級6位レラト・ドラミニ(南ア)=21勝(12KO)3敗=を挑戦者に迎え行われる事が伝えられていたが、この計画は延期。
レオはドラミニに変わって同級1位のライース・アリーム(米)=23勝(12KO)1敗=を相手の指名防衛戦に臨む事が明かになった。5月24日に大阪・インテックス大阪で、指名挑戦者の亀田和毅(TMK)=42勝(23KO)5敗=選手を12回判定で破り初防衛に成功しているレオは、2戦連続での指名防衛戦となる。IBFの指名防衛戦期限は来年2月24日。
35歳の元WBA世界スーパーバンタム級暫定王者のアリームは、2023年6月18日にオーストラリア・ゴールドコーストで行われた、IBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦で、サム・グッドマン(オーストラリア)=21勝(8KO)1敗=に116-112、112-116、111-117のスプリットの判定負け。

グッドマン戦以降、1年5ヶ月のブランクを作ったが、昨年11月に再起戦に勝利。11月24日にトヨタ・アリーナ東京で行われた挑戦者決定戦で、中野幹士(帝拳)=14勝(13KO)1敗=選手と対戦。試合巧者ぶりを発揮し、10回にはダウンを奪い12回判定勝ち(118-109、116-111、115-112)を収め挑戦権獲得に成功。
予想不利と見られていた中野選手との対戦では、豊富な運動量とテクニックを駆使した試合運びで、中野選手の強打を封じ込め付け入る隙を与えなかった。レオとの技術戦は面白い試合となりそうです。
