IBF世界ライト級1位グスタボ・レモス(アルゼンチン)=28戦全勝(18KO)=は、8月18日(日本時間19日)にアルゼンチン・ブエノスアイレスで予定されていた、ハビエル・ホセ・クラベロ(アルゼンチン・62.3キロ)=30勝(7KO)10敗2分=戦の前日計量で63.5キロの契約ウェイトを4キロオーバー。2時間後の再計量でも66.5キロまでしか落ちず、試合をキャンセルしていたが、事態を重く見たIBFはラモスの世界ライト級ランキングからの除外を決定。
レモスは昨年3月に元IBF世界フェザー級王者リー・セルビー(英)=28勝(9KO)4敗=を5回TKOで破り、獲得していた世界王座への指名挑戦権を戦わずして失った。
12月9日(日本時間10日)に米・カリフォルニア州サンフランシスコで、WBC世界スーパーライト級王者レジス・プログレイス(米)=29勝(24KO)1敗=への挑戦が決まった、4団体統一世界ライト級(WBCは休養)王者デビン・ヘイニー(米)=30戦全勝(15KO)=は、もうライト級では戦わない事が確実視されており、現在、同級2位のジョージ・カンボソスJr(豪)=21勝(10KO)2敗=と、同級3位ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)=17勝(11KO)3敗=の、トップランクファイター同士による王座決定戦が来年開催される事が有力となったボブ・アラムは既にオーストラリアでの開催を示唆している。