1月24日(日本時間25日)、米・ラスベガスのフォンテーヌブロー・ラスベガスで行われたIBF世界ライト級タイトルマッチで、東京五輪金メダリストで同級1位のアンディ・クルス(キューバ)=6勝(3KO)1敗=の挑戦を12回判定で破り、初防衛に成功した王者レイモンド・ムラタラ(米)=24戦全勝(17KO)=は、試合後、スーパーライト級転向を示唆。
1月31日(日本時間2月1日)に米・ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行われるWBO世界スーパーライト級タイトルマッチで対戦する。王者テオフィモ・ロペス(米)=22勝(13KO)1敗=と、挑戦者WBC世界ライト級王者シャクール・スティーブンソン(米)=23戦全勝(11KO)=の勝者を次の試合のターゲットとすることを明らかにした。

クルス有利の予想で行われたV1戦では、初回から互いに譲らぬスピーディーでスリリングな攻防戦が展開されたが、ムラタラの積極性と圧力の前にクルスのパンチは軽くなり、接戦ながら終盤はムラタラがハッキリとポイントを奪った。
「やるべきことをやっただけだ。手強い相手だと分かっていたし、彼があの戦い方をするだろうとは、ある程度予想していた。どんな戦い方をして来ても対応できる準備は出来ていた。動き回るだろうと分かっていたから、その対策を練っていたんだ。敗れたけれど彼は優れたボクサーだ。でも、彼には早すぎた」
クルス戦での勝因を語ったムラタラは、「テオとシャクールの勝者と戦いたい。どちらが勝っても、どんな階級でもいい。ボクシング界もきっと喜ぶだろう。どちらとやっても素晴らしい試合になると思う」と対戦をアピール。
また、スティーブンソンはロペス戦の後、ライト級に戻す考えを示唆しているが、これに興味を示しているのが前WBC世界ライト級暫定王者で、WBC世界スーパーフェザー級王者のオシャキー・フォスター(米)=24勝(12KO)3敗=。

スティーブンソンは「絶対に戦わなければならない相手」だというフォスターは、「ヤツは俺みたいに速い相手と戦ったことがない。どう攻めてどう引くか、やり方は分かってる。前にスパーリングもしたしな。あの防御なんて、ウーウーウーって大げさなふりだけだ。そんなクソみたいな防御は俺には通用しない。俺が奴に触れてやる」と自信満々。
フォスターはWBA世界同級王者ジェームス・”ジャザ”・ディケンズ(英)=36勝(15KO)5敗=との王座統一戦を希望したが、ディケンズは3月14日(日本時間15日)にアイルランド・ダブリンの3アリーナで、同級7位アンソニー・カカス(アイルランド)=24勝(9KO)1敗=の挑戦を受ける事が決定。
夏にビッグマッチを希望するフォスターはスティーブンソンの他、2月28日(日本時間3月1日)に米・アリゾナ州グレンデールのデザート・ダイヤモンド・アリーナで開催される、WBO世界同級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)=39勝(32KO)2敗1分1NC=と、IBF世界同級王者エドゥアルド・”シュガー”・ヌニェス(メキシコ)=30勝(28KO)1敗=による王座統一戦勝者との対戦にも興味を示している。
