IBFが指令していた世界スーパーライト級挑戦者決定戦。同級2位ジャック・カテロール(英)=28勝(13KO)1敗=と、同級4位リチャードソン・ヒッチンズ(米)=17戦全勝(7KO)=が対戦同意。マッチルーム・ボクシングによりプロモートされる同士で、王者スブリエル・マティアス(プエルトリコ)=20勝(20KO)1敗=への挑戦権を争う事が決まった。

カテロールは10月21日(日本時間22日)に英・リバプールで、元世界3階級制覇王者のホルヘ・リナレス(帝拳)=47勝(29KO)9敗=選手に12回判定勝ち。一方のヒッチンズは9月23日(日本時間24日)に米・フロリダ州オーランドで、元世界挑戦者のホセ・セペダ(米)=36勝(27KO)4敗2NC=に付け入るスキを与えず、12回判定勝ちを収めている。

王者マティアスは11月25日(日本時間26日)に米・ラスベガスで、指名挑戦者のショジャホン・エルガシェフ(ウズベキスタン)=23勝(20KO)1敗=の強打を封じ込め、猛烈なアタックで肉薄。挑戦者の心を折り圧巻の6回2秒TKO勝ちで王座の防衛に成功。当分王座は揺るがないと思える強い勝ち方だった。