IBF女子世界ウェルター級王者ナターシャ・ジョナス(英)=14勝(9KO)2敗1分=の初防衛戦は、来年1月20日(日本時間21日)に、英・リバプールのM&Sバンク・アリーナで、前WBC女子世界ライト級暫定王者で同級1位のミカエラ・メイヤー(米)=19勝(5KO)1敗=を挑戦者に迎え行われる事が決定。試合はBOXXERとトップランクの共催興行のメインで行われ、英国ではスカイ・スポーツ、米国ではESPN+による生配信される。

WBC、WBO、IBF女子世界スーパーウェルター級王座を保持していた39歳のサウスポー、ジョナスは、7月に英・マンチェスターで行われた王座決定戦で、カンディ・ワイアット(カナダ)=11勝(3KO)5敗=を8回TKOで破り王座を獲得。階級を下げての2階級制覇に成功した。

対する33歳のメイヤーはWBO、IBF女子世界スーパーフェザー級王座を獲得した後、昨年10月に英・ロンドンでWBC王者アリシア・バウムガードナー(米)=15勝(7KO)1敗=と王座統一戦を行ったが、僅差の判定を失い王座を喪失。ライト級に転向し今年4月、ルーシー・ワイルドハート(スウェーデン・英在住)=10勝(4KO)2敗=を判定で破り、WBC女子世界ライト級暫定王座を獲得。

しかし、9月に英・マンチェスターで行われた142ポンド契約10回戦で、シルビア・ボルトット(イタリア)=11勝(3KO)3敗1分=に判定勝ちした後、ウェルター級に上げての3階級制覇挑戦を表明。約1年間で一気に3階級アップの世界挑戦となる。