WBA世界スーパーフライ級王者井岡一翔(志成)=29勝(15KO)2敗1分=選手と、WBC王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)=44勝(28KO)3敗=による王座統一戦は、大晦日に日本開催で交渉が最終過程にあると伝えられていたが、エストラーダに提示されている報酬が、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との第3戦で得た額の半分である事をエストラーダ自身が告白。ファイトマネーの積み上げがあるかどうかを、後2週間待つと話していたが、どうやらそれも不調に終わり、大晦日に日本での対戦はない。

「より良いオファーがなければ、別のファイターを探すよ」と言っていたエストラーダは、12月に別の相手と戦う意思があり、報酬は「自分の望む金額が用意されるはず」とも語っていたが、両選手による王座統一戦の構想はまだアクティブで、来年、米国で開催される可能性がある。

エストラーダの選択肢は井岡選手だけではないが、米国で自分の納得する条件さえ整えられれば、井岡選手と対戦する事に支障はないと見られる。井岡選手も元々は米国でエストラーダと対戦する意思を示しており、米国での対戦に異存はないはず。早期実現を期待!。