IBFは世界バンタム級王者エマニュエル・ロドリゲス(プエルトリコ)=24勝(13KO)2敗1NC=と、同級1位西田凌佑(六島)=8戦全勝(1KO)=選手の指名戦入札を、1月30日(日本時間31日)に米・ニュージャージー州スプリングフィールドのIBF本部で開催。
31歳のロドリゲスは、2019年5月に井上尚弥(大橋)選手に敗れ失ったIBF世界同級王座を、昨年8月12日(日本時間13日)に米・・メリーランド州オクソンヒルで行われた王座決定戦で、メルビン・ロペス(ニカラグア)=29勝(19KO)3敗=を判定に破り取り戻した後、自身のSNSでボクシングからの引退を表明していたが、すぐにこれを撤回。報酬に対する不安が原因の一つだった。現在は西田戦に向けトレーニングを続けている。
西田選手は昨年8月11日にエディオンアリーナ大阪で開催された挑戦者決定戦で、6位クリスチャン・ヒメネス(メキシコ)=21勝(14KO)4敗=を12回判定(118-110、117-111、116-112)で破り、指名挑戦権を獲得していた。西田選手をプロモートする亀田プロモーションは、日本での開催を熱望。交渉は順調に進んでいると伝えられていた。