ジョナサン・ゴンサレスvsレネ・サンチャゴ 「結果」 WBO世界ライトフライ級王座統一戦

3月2日(日本時間3日)、プエルトリコ・サンフアンのコリセオ・デ・プエルトリコで開催された、WBO世界ライトフライ級王座統一戦。王者ジョナサン・”ボンバ”・ゴンサレス(プエルトリコ)=27勝(14KO)3敗1分1NC=と、暫定王者レネ・サンチャゴ(プエルトリコ)=12勝(9KO)3敗=の一戦は、ゴンサレスが判定勝ち。スコアは117-111、116-112、115-113。

立ち上がり、サウスポーのゴンサレスはガードを高く上げ、足を使いながらジャブ、右フックを放ち、機を見て左ストレートを伸ばし、サンチャゴは左右フックで迎え撃つ。徐々にプレスを強めたゴンサレスは前進し、ボディ攻撃から右フック、アッパーを打ち込む。

中盤からは接近してはクリンチが多くなる展開となったが、距離が空くとゴンサレスの右ジャブ、フックが、後手に回ったサンチャゴの攻撃を遮る。終盤、ゴンサレスのボディを狙ったサンチャゴだが、ゴンサレスもすかさず打ち返し、ペースは渡さない。最終ラウンド、ゴンサレスは前に出るサンチャゴをうまくいなし、試合終了。決め手はなかったが、ゴンサレスが試合巧者ぶりを発揮し、王座の統一に成功。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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