3月2日(日本時間3日)、プエルトリコ・サンフアンのコリセオ・デ・プエルトリコで開催された、WBO世界ライトフライ級王座統一戦。王者ジョナサン・”ボンバ”・ゴンサレス(プエルトリコ)=27勝(14KO)3敗1分1NC=と、暫定王者レネ・サンチャゴ(プエルトリコ)=12勝(9KO)3敗=の一戦は、ゴンサレスが判定勝ち。スコアは117-111、116-112、115-113。

立ち上がり、サウスポーのゴンサレスはガードを高く上げ、足を使いながらジャブ、右フックを放ち、機を見て左ストレートを伸ばし、サンチャゴは左右フックで迎え撃つ。徐々にプレスを強めたゴンサレスは前進し、ボディ攻撃から右フック、アッパーを打ち込む。

中盤からは接近してはクリンチが多くなる展開となったが、距離が空くとゴンサレスの右ジャブ、フックが、後手に回ったサンチャゴの攻撃を遮る。終盤、ゴンサレスのボディを狙ったサンチャゴだが、ゴンサレスもすかさず打ち返し、ペースは渡さない。最終ラウンド、ゴンサレスは前に出るサンチャゴをうまくいなし、試合終了。決め手はなかったが、ゴンサレスが試合巧者ぶりを発揮し、王座の統一に成功。