元WBC世界ミドル級王者フリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)=54勝(34KO)7敗1分1NC=は、1月24日(日本時間25日)にメキシコ・サンルイスポトシのコロシアム・アリーナでリング復帰。クルーザー級10回戦でアンヘル・ジュリアン・サッコ(アルゼンチン)=10勝(4KO)1敗1分=とグローブを交えたチャベスJrは、第4ラウンドTKO勝ちを収めた。
試合開始から主導権を握ったチャベスJrは2回には圧力を強め左フック、右ストレートをヒット。3回、サッコも反撃の姿勢を見せ両者打ち合う。しかし、サッコの抵抗もここまで。第4ラウンド、チャベスJrが連打でサッコに迫ると、ダメージを蓄積させたサッコをレフェリーが救い試合はストップ。
39歳のチャベスJrは昨年6月28日(日本時間29日)に米・カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで、人気YouTuberボクサーのジェイク・ポール(米)=12勝(7KO)2敗=に良いところなく判定負けを喫して以来の再起戦に勝利。

ポール戦後はさんざんで、8月18日(日本時間19日)に米・ロサンゼルスで逮捕され、メキシコに強制送還された後、エルモシージョの連邦社会再適応センター(セフェレソ)No.11に移送、収監された。
組織犯罪と武器密売の容疑で逮捕状が出ていたチャベスJrは、軍専用の武器の携帯に関連した犯罪について、メキシコの司法の取り調べを受けたが、放免され再びリングへ戻って来た。今後は世界王座を目指すというのではなく、アクティブに商業的関心を呼ぶような、魅力的戦いを見せて行きたいとしている。
同じリングに上がった実弟のオマル・チャベス(メキシコ)=41勝(28KO)9敗1分=は、ライトヘビー級10回戦で46歳のホセ・ミゲル・トーレス(コロンビア)=40勝(31KO)23敗=に2回KO勝ちを収めている。
