IBF&WBO世界ミドル級王者ジャニベック・アリムカヌウェ(カザフスタン)=15戦全勝(10KO)=が、7月13日(日本時間14日)に米・ラスベガスで開催されるトップランク興行で予定している次戦は、IBF世界同級4位アンドレイ・ミハイロヴィチ(ニュージーランド)=21戦全勝(13KO)=を挑戦者に迎え行われる。

アリムカヌウェは、WBO世界ミドル級4位、WBA、WBC6位、IBF7位にランクされるシェーン・モズリーJr(米)=21勝(12KO)4敗=との対戦が報じられていたが、最終的に条件面が折り合わず頓挫。

その後、WBC世界同級暫定王者カルロス・アダメス(ドミニカ)=23勝(18KO)1敗=との対戦が浮上し、両者はSNS上で「契約書を送れ!」と激しくやり合ったが、結局、契約締結には至らなかった。

ジャーモール・チャーロ 逮捕!

WBC世界ミドル級王者ジャーモール・チャーロ(米)=33戦全勝(22KO)=は、5月6日(日本時間7日)にテキサス州で逮捕され、飲酒運転、事故現場からの逃走、警察からの逃走という3つの軽犯罪で起訴された。チャーロは9500ドルの補償金で保釈されている。

33歳のチャーロは、赤いランボルギーニを運転中、他の車と衝突事故を起こした後、口論となり、チャーロは警察の到着を待たずに現場から逃走。チャーロは警官に追跡されながら約1マイルを走行。赤信号を通過しようとしたチャーロの前に別の警官が駐車し、ようやく停車させられた。

警察はチャーロが “精神的にも肉体的にも正常な能力を失っている “と判断。チャーロはブラゾリア郡拘置所に移送されていた。2021年6月以来、防衛戦を行っていないにもかかわらず、WBCマウリシオ・スライマン会長は、未だ王者としてチャーロを擁護している。