WBO世界スーパーライト級王者テオフィモ・ロペス(米)=20勝(13KO)1敗=の2度目の防衛戦は、6月29日(日本時間30日)に米・フロリダ州マイアミで開催されるトップランク興行で、同級13位スティーブ・クラゲット(カナダ)=38勝(26KO)7敗2分=を相手に行われる。

同日は前WBO世界フェザー級王者で同級3位にランクされるロベイシ・ラミレス(キューバ)=13勝(8KO)2敗=の再起戦も組み込まれるが、昨年12月に逆転負けで王座を奪われた同級王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)=22戦全勝(18KO)=との再戦ではない。

WBC世界ライト級王者シャクール・スティーブンソン(米)=21戦全勝(10KO)=の初防衛戦は、7月6日(日本時間7日)に米・ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターで、同級8位アルテム・ハルチュニァン(独)=12勝(7KO)1敗=を相手に行われる。

ハルチュニァンは昨年7月15日(日本時間16日)に米・ラスベガスで、フランク・マーティン(米)=18戦全勝(12KO)=と挑戦者決定戦で対戦し、12回小差の判定負け。最終回左目を腫らし、自ら膝を付くダウンがあったが、マーティンを大いに苦しめた。

スティーブンソンはこの試合でトップランクとの契約が切れる。ボブ・アラムは契約延長へ向け、ビッグなプランを用意すると思われるが、自分の技術に見合った対戦相手を求める最近の言動から、フリーエージェントとなる可能性も高いと見られている。