IBF&WBO世界フライ級王者ジェシー・ロドリゲス(米・帝拳)=19戦全勝(12KO)=が、階級を元に戻しWBC世界スーパーフライー級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)=44勝(28KO)3敗=に挑む一戦は、6月29日(日本時間30日)に米・アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターで開催される、マッチルーム・ボクシング興行で行われる事が発表された。
33歳のエストラーダは2022年12月3日(日本時間4日)に米・アリゾナ州グレンデールのヒラ・リバー・アリーナで行われた、WBC世界スーパーフライ級王座決定戦で、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア・帝拳)=51勝(41KO)4敗=に判定勝ち(116-112、115-113、114-114の)して以来のリング登場。
24歳のロドリゲスは昨年12月16日(日本時間17日)に米・アリゾナ州グレンデールのデザート・ダイヤモンド・アリーナで、IBF世界フライ級王者サニー・エドワーズ(英)=20勝(4KO)1敗=を破り、フライ級2団体王座統一に成功。しかし、減量が厳しくなった事もあり、再びスーパーフライ級に戻し、エストラーダとの対戦を熱望していた。
この試合が正式決定した事により、7月3日に日本でエストラーダとの王座統一戦を計画し、WBAに対し例外を申請していた、WBA世界スーパーフライ級王者井岡一翔(志成)=30勝(16KO)2敗1分=選手の次戦選択肢は、同級1位の指名挑戦者ジョン・ラミレス(米)=13戦全勝(9KO)=に限られる事になった。ラミレスは日本リングでの井岡選手への挑戦を熱望。その時を待っている。