WBC世界スーパーミドル級暫定王者デビッド・ベナビデス(米)=28戦全勝(24KO)=が、ライトヘビー級転向。6月に予定される次戦は、WBC世界ライトヘビー級2位オレクサンドル・グウォジク(ウクライナ)=20勝(16KO)1敗=との、WBC世界同級暫定王座決定戦になる。

WBCのマウリシオ・スライマン会長は、べナビデスvsグウォジクの勝者は、 6月1日(日本時間2日)にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで開催される、WBC、WBO、IBF世界ライトヘビー級王者アルツール・ベテルビエフ(ロシア→カナダ)=20戦全勝(20KO)=と、WBAスーパー王者ドミトリー・ビボル(ロシア)=22戦全勝(11KO)=による、4団体王座統一戦勝者への義務的対戦相手になる事を示唆。

べナビデスのプロモーター、サンプソン・リューコーイッツは、4団体統一世界スーパーミドル級王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)=60勝(39KO)2敗2分=との対戦を実現させるために、PBCが5500万ドル(約82億7370万円)の最低保証を条件に試合をオファーしたが、実現しなかった事を明らかにしている。

ついに幻に終わったカネロvsべナビデス。次の楽しみはべナビデスが勝ち、べテルビエフvsビボルの勝者と戦う事になりました。