中谷潤人vsビンセント・アストロラビオ 「結果」 WBC世界バンタム級タイトルマッチ

7月20日(土)、東京・両国国技館で開催された「Prime Video Presents Live Boxing 9」のメインカード。WBC世界バンタム級タイトルマッチ。王者中谷潤人(M・T)=27戦全勝(20KO)=選手に、同級1位の指名挑戦者ビンセント・アストロラビオ(比)=19勝(14KO)4敗=が挑んだ一戦は、中谷選手が初回2分37秒KO勝ち。

初回、長身サウスポーの中谷選手は、深い懐から左ストレートを放つ。アストロラビオも右で反撃の機会を伺うが届かない。ジャブを打ち込みアストロラビオのガードを上げさせた中谷選手が、すかさず左ボディストレートを打ち込むとアストロラビオはダウン。

不意を突かれた指名挑戦者はそのまま立ち上がる事が出来ずに試合は終了。中谷選手が見事なワンパンチKOで初防衛に成功。今後は日本人選手が保持する主要4団体王者との、世界バンタム級王座統一への意欲を見せた。今後のネクスト・モンスターに期待。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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