昨年11月25日(日本時間26日)にアイルランド・ダブリンの3アリーナで、4団体統一女子世界スーパーライト級王者シャンテル・キャメロン(英)=18勝(8KO)1敗=を判定で破り王座を獲得。保持していた4団体統一女子世界ライト級王座と共に、2階級での4団体王座統一王者となっていた、ケイティ・テイラー(アイルランド)=23勝(6KO)1敗=が、WBOとIBFの世界ライト級王座を正式に返上。
既にIBFは空位となった王座を同級1位キャロライン・デュボア(英)=8戦全勝(5KO)=と、同級2位リアノン・ディクソン(英)=9戦全勝(1KO)=により争う事を指令。1月20日(日本時間21日)が交渉期限となっている。キャロラインは元WBA世界ヘビー級王者ダニエル・デュボア(英)の実妹。WBOはまだ王座決定戦の指令を発していない。
WBA&WBCライト級と、4団体スーパーライト級王座を保持するテイラーは、今後、スーパーライト級の王座を防衛していく予定だが、まだ、最終決定には至っていない。しかし、過去1勝1敗のキャメロンとの決着戦を行う用意はあり、その場合、試合会場はアイルランド・ダブリンのアイルランド最大のスタジアム。収容人員約8万2千人のクローク・パークを希望。キャメロンもラバーマッチに異存はなく、2024年度中には実現しそう。