4月30日(日本時間5月1日)に行われた、IBF世界フェザー級2位レラト・ドラミニ(南ア)=20勝(11KO)2敗=と、3位アーノルド・ケガイ(ウクライナ)=21勝(13KO)1敗1分=による、IBF世界同級挑戦者決定戦の入札は、プレミア・ボクシング・チャンピオンズを代表するTGBプロモーションが、7万1千ドル(約1120万円)で落札に成功。ケガイをプロモートするトップランクは、6万5千ドル(約1030万円)だった。
報酬の分配はドラミニが75%の5万3250ドル(約840万円)。ケガイが25%の1万7750ドル(約280万円)となる。TGBプロモーションは2週間以内に、両選手が署名した契約書をIBFに送付し、試合は90日以内に開催される。
ドラミニは昨年10月7日に東京・大田区総合体育館で、亀田和毅(TMK)=41勝(23KO)4敗=選手と、IBF世界同級2位決定戦で対戦し、12回判定勝ち。その後、亀田選手との再戦が3月31日に名古屋国際会議場で行われる事が決まったが、IBFがケガイとの挑戦者決定戦を指令した為に、ドラミニは亀田戦をキャンセルしていた。
好戦的ファイターのケガイは2020年1月に米・ブルックリンのバークレイズ・センターで行われた、WBO世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦で、スティーブン・フルトン(米)=21勝(8KO)1敗=に、12回判定負けを喫したのが唯一の黒星。その後、5連勝(3KO)で再び挑戦者決定戦のリングに立つ事になった。