WBA、WBO、IBF女子世界フェザー級王者アマンダ・セラノ(プエルトリコ)=46勝(30KO)2敗1分=と、マネージメント契約を締結した、WBO世界ライトフライ級王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)=27勝(14KO)3敗1分1NC=は、来年3月2日(日本時間3日)にプエルトリコ・サンフアンのコリセオ・デ・プエルトリコで開催される、セラノvsニーナ・マインケ(ドイツ)=18勝(4KO)3敗=をメインとする、DAZN放映興行への出場が発表されたが、対戦相手は決まっていない。

ゴンサレスはWBOから暫定王者レネ・サンチャゴ(プエルトリコ)=12勝(9KO)3敗=との対戦を義務付けられており、WBOは「いかなる理由があろうと王座統一戦への出場義務を怠った側の王座を剥奪する」と通達。王座統一戦開催リミットは、来年4月末となっている。

ゴンサレスがライトフライ級で戦う場合、サンチャゴしか選択肢はないが、現在までサンチャゴ側にオファーは届いていない。サンチャゴは3月2日(日本時間3日)にゴンサレスと対戦する意思がある事を明らかにし、すでにトレーニングを開始している。

昨年11月1日に日本で岩田翔吉(帝拳)=11勝(8KO)1敗=選手を破り2度目の防衛に成功して以来、リングから遠ざかっているゴンサレスは、減量苦からフライ級に転向する話もある。サニー・エドワーズ(英)=20勝(4KO)1敗=を破り、IBF、WBO王座を統一したばかりの世界フライ級王者ジェシー・ロドリゲス(米・帝拳)=19戦全勝(12KO)=が、王座を返上しスーパーフライ級に戻る計画を口にしており、それが実現された場合、空位となるWBO王座獲得を狙う姿勢を見せている。今後の動向に注目。