WBC世界フライ級王者フリオ・セサール・マルティネス(メキシコ)=20勝(15KO)2敗2NC=の6度目の防衛戦は、同級13位アンジェリーノ・コルドバ(ベネズエラ)=18勝(12KO)無敗1分=を相手に、3月30日(日本時間31日)に米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催される、ティム・チューvsキース・サーマンをメインとする、アマゾン・プライム・ビデオ・PPV放映の、プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ興行に組み込まれた。

この試合は昨年12月16日(日本時間17日)に米・ミネソタ州ミネアポリスのザ・アーモリーで開催されたPBC興行で予定されていたが、マルティネスのビザの不備で延期となっていた。マルティネスは昨年5月、ロナル・バティスタ(パナマ)=15勝(9KO)4敗=に11回TKO勝ちして以来のリングとなる。

一方、WBOでは2位にランクされるコルドバは、昨年4月に元WBO世界ライトフライ級王者アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)=24勝(22KO)4敗=に判定勝ちした勢いで、世界王座奪取に挑む。この試合の勝者は、同級1位フランシスコ・ロドリゲスJr(メキシコ)=36勝(25KO)6敗1分=との指名戦が義務付けられる事になるだろう。