12月14日(日本時間15日)、メキシコ・ティファナのエスタディオ・カリエンテで行われた、トップランク&サンフェル・プロモーション興行のメインイベント。元WBO世界スーパーウェルター級王者で、WBC世界スーパーミドル級2位、WBO3位、WBA4位、IBF5位にランクされるハイメ・ムンギア(メキシコ)=44勝(35KO)1敗=と、EBUシルバー・スーパーミドル級王者ブルーノ・スラース(フランス)=25勝(4KO)無敗2分=の、ノンタイトル10回戦は、ムンギアがまさかの6回KO負け。

来年4月に米・ラスベガスで予定されるトップランク興行で、WBC、WBO、IBF世界スーパーバンタム級&WBAスーパー同級王者井上尚弥(大橋)=28戦全勝(25KO)=選手の対戦相手候補に挙がっている、WBC世界同級1位デビッド・ピカソ(メキシコ)=30勝(16KO)無敗1分=は、アイザック・サッキー(ガーナ)=26勝(21KO)2敗2分=と対戦。3回KOで破り力の違いを見せつけた。

WBO世界スーパーウェルター級7位、IBF11位、WBC13位ホルヘ・ガルシア・ペレス(メキシコ)=31勝(26KO)4敗=と、元WBCシルバー・ウェルター級王者クドラティロ・アブドゥカホロフ(ウズベキスタン)=20勝(12KO)3敗=の一戦は、ペレスが判定勝ち。スコアは99-90、99-90、97-92(8回ペレスはローブローで減点1)。

WBO世界スーパーバンタム級12位、IBF14位セバスチャン・エルナンデス・レイエス(メキシコ)=17戦全勝(16KO)=と、セルヒオ・マルティン・ソーサ(アルゼンチン)=14勝(3KO)4敗=の10回戦は、第9ラウンド、レイエスが連打でソーサを追い込み2分39秒レフェリーストップ勝ち。レイエスは連続KOを16に伸ばした。