WBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(英)=34勝(24KO)無敗1分=のスパーリング中の負傷により延期となっていた、IBF、WBO&WBAスーパー王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)=21戦全勝(14KO)=との4団体王座統一戦は、5月18日(日本時間19日)にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで開催される事が決定。この再スケジュールは、サウジアラビア王子で政府系ファンドを管理し、エンターテインメントのための資金管理をしている、トゥルキ・アラルシク大臣により発表された。

フューリーとウシクは5月18日の試合を辞退した場合、両者共1,000万ドルの没収を約束していることを、アラルシク大臣が明言。フューリーが欠場した場合、ウシクは自分の選んだ相手と対戦し、ウシクが欠場となった場合、アラルシク大臣はフューリーvsアンソニー・ジョシュア(英)=27勝(24KO)3敗=を希望している。

また、WBC、WBO、IBF世界ライトヘビー級王者アルツール・ベテルビエフ(ロシア→カナダ)=20戦全勝(20KO)=と、WBAスーパー王者ドミトリー・ビボル(ロシア)=22戦全勝(11KO)=による、4団体王座統一戦が、6月1日(日本時間2日)に同地で開催される事も決定。同日はマッチルーム・ボクシングとクイーンズ・ベリー・プロモーションによる、5×5の対抗戦も組み込まれる。こちらも好カードが用意されます。