IBF世界フェザー級王者アンジェロ・レオ(米)=24勝(12KO)1敗=は、5月24日に大阪で、元WBO世界バンタム級、元WBC世界スーパーバンタム級暫定王者で、IBF世界同級1位にランクされる亀田和毅(TMK)=42勝(23KO)4敗=選手の挑戦を受ける事を明らかにした。両者は当初、3月29日と30日の2日間に渡りAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催される、亀田プロモーション興行での対戦が伝えられていた。

元WBO世界スーパーバンタム級王者のレオは、2021年1月にWBO世界スーパーバンタム級王座の初防衛戦で、スティーブン・フルトン(米)=22勝(8KO)1敗=に12回判定で敗れ王座陥落。フルトン戦での敗戦が精神的にを引いたと言うレオは、再起戦に勝利た後、約2年5ヶ月のブランクを作るが、2024年になり完全復活。

昨年8月10日(日本時間11日)に米ニューメキシコ州アルバカーキのティンレー・コロシアムで、ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)=30勝(17KO)3敗=の持つ世界王座へ挑戦するチャンスを掴み、第10ラウンド、強烈な左フック一発でKO。予想を覆す痛烈なKO劇で2階級制覇に成功し、今度が初防衛戦となる。

https://twitter.com/trboxing/status/1822483770592608439

亀田選手は昨年8月24日に大阪・大和アリーナで行われた、IBF世界フェザー級挑戦者決定戦で、一度敗れているレラト・ドラミニ(南ア)=20勝(11KO)3敗=との再戦を12回判定で制し、雪辱を果たすと共に、IBF世界王座への挑戦権を獲得。

33歳の亀田選手は、2019年7月13日(日本時間14日)に、米・カリフォルニア州カーソンのディニティ・ヘルス・センターで行われた、レイ・バルガス(メキシコ)=36勝(22KO)1敗1分=とのWBC世界スーパーバンタム級王座統一戦で、12回判定負けを喫して以来の世界戦。

2008年11月に単身渡ったメキシコでプロデビューを果たした亀田選手は、約5年10ヶ月ぶりの世界戦リング登場。勝てば3階級制覇達成となる。正式発表が待たれます。