WBC世界フライ級暫定王者マクウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ)=21勝(16KO)4敗1NC=が、暫定王座を返上。WBCはフリオ・セサール・マルティネス(メキシコ)=20勝(15KO)2敗2NC=が、唯一のフライ級王者である事を公式発表。

両選手によるWBC王座統一戦は、6月22日(日本時間23日)に行われた入札で、マルティネス陣営のエディ・レイノソ率いるクラセ・イ・タレントが34万5千ドル(約4950万円)で落札し、興行権を獲得。11月4日(日本時間5日)に米・ラスベガスでの開催が決まったが、Showtime放映スケジュールが無くなったあおりを受け延期が決定。

12月9日(日本時間10日)、16日(日本時間17日)が、新しい日程に挙げられていたが、アローヨは「サインしたのは11月4日(日本時間5日)の試合だ」と反発。12月の試合を拒否していた。37歳のアローヨは2021年11月に3回ノーコンテストに終わったマルティネス戦以来、リングを遠ざかっている。