WBA世界スーパーバンタム級2位ラモン・カルディナス(米)=25勝(14KO)1敗=は、来年2月8日(日本時間9日)に米・テキサス州サンアントニオのボーイング・センター・アット・テック・ポートで開催される、プロボックス、サンプソン・ボクシング、テキサス・ボクサー&ブローラーズプロモーション共催興行のメインカードで、20戦全勝(8KO)のレコードを持つ、ブライアン・アコスタ(メキシコ)と対戦。
プロモーターの一人であるサンプソン・リューコーイッツは、この試合の勝者は、井上尚弥(大橋)=28戦全勝(25KO)=選手が、WBAスーパーバンタム級王座を返上した場合、暫定王者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)=12勝(9KO)1敗=に挑戦する事になるとしている。
WBAのヒルベルト・メンドサ会長は、井上選手が来年1月24日に東京・有明アリーナで行われる、IBF&WBO世界同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)=19戦全勝(8KO)=とのタイトル戦に勝利した場合、試合後10日以内にアフマダリエフと戦うか否を決めなければ、王座の剥奪も辞さずとの意向を示唆しており、カルディナスにとっては絶対に負けられない一戦となる。
セミファイナルでは、WBC世界スーパーミドル級8位レスター・マルティネス(グアテマラ)=18戦全勝(15KO)=が、ジョーション・ジェームズ(米)=9勝(5KO)無敗2分=と対戦。
他に元IBF世界スーパーフェザー級王者シャフカッツ・ラヒモフ(タジキスタン)=17勝(14KO)1敗1分=が、昨年4月22日(日本時間23日)に英・カーディフのモーターポイント・アリーナで、ジョー・コルディナ(英)=17勝(9KO)1敗=にスプリットの判定で敗れて以来の再起戦で、ジャスティン・パウルド(米)=17勝(8KO)2敗=とライト級で戦う10回戦も組み込まれた他、バンタム級の上昇株マイケル・アンジェレッティ(米)=12戦全勝(7KO)=も出場する。