WBO世界フェザー級王者ロベイシ・ラミレス(キューバ)=13勝(8KO)1敗=の2度目の防衛戦は、11月4日(日本時間5日)に米・ネバダ州レイクタホのタホ・ブルー・イベントセンター(約5千人収容)で開催される、ESPN放映のトップランク興行のメインカードで行われる(対戦相手未定)。
五輪2大会連続金メダリストのラミレスは、2019年8月のプロデビュー戦でアダン・ゴンサレス(米)=5勝(2KO)4敗2分=に初回ダウンを奪われ、まさかの4回判定負けを喫したが、2戦目以降、イスマエル・サラス氏の指導を受け連勝がスタート。2020年7月、ゴンサレスとの6回戦での再戦ではジャッジ三者が揃ってフルマークの判定勝ちで雪辱に成功。
今年4月に行われたアイザック・ドグボエ(ガーナ)=24勝(15KO)3敗=との王座決定戦(12回判定勝ち)で獲得した王座は、7月に来日し、東京・有明アリーナで2012年ロンドン五輪バンタム級銅メダルリストの清水 聡 (大橋)=11勝(10KO)2敗=選手の挑戦を、5回TKOで破り初防衛に成功。
指名戦消化の義務はあるが、同じトップランク・ファイターの同級1位ジョエ・ゴンザレス(米)=26勝(15KO)3敗=は、9月15日(日本時間16日)に、米・テキサス州コーパスクリスティのアメリカン・バンク・センターで、トップランクと契約するIBF王者ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)=28勝(16KO)2敗=の持つ王座への挑戦が決まっており、今度も挑戦者選択での防衛戦となる。