4月10日、フィリピン、メトロ・マニラ・パラニャケのエロルデ・スポーツセンターで開催された、UKCプロボクシングエディション興行に出場した、元IBF世界スーパーバンタム級王者の小國以載(角海老宝石)=21勝(8KO)2敗3分=選手は、フェザー級8回戦でジョン・ジョン・エストラーダ(フィリピン・400gオーバー)=18勝(14KO)14敗1分=と対戦し、初回KO勝利を飾った。
初回、ワン・ツーから左ボディをダブりエストラーダに迫った小國選手は、接近戦でも右アッパーでボディを叩き、連打で攻勢。ラウンド終了間際にはエストラーダをロープ際で乱打。ダウンこそ拒否したエストラーダだったが、初回が終了するとあっさり棄権。小國選手が力の違いを見せつけた。
36歳の小國選手は昨年10月13日に横浜武道館で、WBO世界スーパーバンタム級9位、WBC11位フィリップス・ンギーチュンバ(ナミビア)=15勝(13KO)2敗=に初回2分23秒TKO負けを喫して以来の再起戦だった。
42歳の元世界4階級制覇王者ドニ―・ニエテス(フィリピン)=43勝(23KO)2敗6分=が、2022年7月13日に井岡一翔(志成)=31勝(16KO)3敗1分=選手に敗れ、WBO世界スーパーフライ級王座を失って以来、約2年9ヶ月ぶりにリングに登場。ミラー・アラポルミナ(フィリピン)=6勝(4KO)4敗2分=とのバンタム級6回で判定勝ち(59-55×3)を収め、リング復帰を果たした。
メインのスーパーバンタム級10回戦には、ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)=19勝(14KO)5敗=が登場。昨年7月20日に東京・両国国技館で、中谷潤人(M・T)=30戦全勝(23KO)=選手が保持するWBC世界バンタム級タイトルに、同級1位の指名挑戦者として挑み、初回2分37秒、中谷選手の左ボディストレート一発であえなくキャンバスへ沈んで以来の再起戦を行った。
43歳の世界戦経験者プラシタック・パプロム(タイ)=41勝(26KO)4敗2分=と対戦したアストロラビオは、初回、一回り小さいプラシタックにプレスを掛け自慢の強打でアタック。右ストレートから左フックの連打を叩き込みダウンを奪い、テンカウントKO勝ち。2連続KO負け中のプラシタックは、全く相手にならなかった。
プレミア・ボクシング・チャンピ…
This website uses cookies.