6月21日(日本時間22日)、米・ラスベガスのフォンテインブルー・ラスベガスで開催された、トップランク興行のメインカード。WBO世界フェザー級タイトルマッチ。王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)=24戦全勝(20KO)=に、同級2位セルジオ・サンチェス(メキシコ)=22勝(13KO)1敗=が挑んだ一戦は、エスピノサが4回2分45秒TKO勝ち。

初回、エスピノサはサンチェスの右ストレートに、左アッパーをカウンターで決めダウンを奪い優位に立つと、3回にも右アッパーから左ボディを決め、この試合2度目のダウンを奪う。

続く第4ラウンド、エスピノサは後退するサンチェスを追い、左ボディから右アッパーを打ち込みさらに追撃すると、サンチェスはキャンバスへ右グローブをタッチ。下を向いたまま、だらりと両手を下げたまま動けず、試合はストップされた。エスピノサが快勝で初防衛に成功。

セミファイナル。NABOスーパーフェザー級王座決定戦。WBO世界同級2位、WBC14位アンドレス・コルテス=21戦全勝(12KO)=と、WBC4位、WBO14位アブラハム・ノヴァ(米)=23勝(16KO)2敗=の一戦は、コルテスが判定勝ち。スコアは97-93、97-93、96-94。

NABOミドル級王座決定戦。トロイ・アイズリー(米)=12戦全勝(5KO)=と、ハビエル・マルティネス(米)=10勝(3KO)無敗1分=の一戦は、アイズリーが判定勝ち。スコアは97-91、97-91、96-92。