7月20日(土)、東京・両国国技館で開催された「Prime Video Presents Live Boxing 9」。WBO世界フライ級決定戦。同級2位加納 陸 (大成)=22勝(11KO)4敗2分=選手と、同級3位アンソニー・オラスクアガ(米)=6勝(4KO)1敗=の一戦は、オラスクアガが3回2分50秒KO勝ちで新王者。

約8年ぶりの世界戦となるサウスポーの加納選手と、寺地拳四朗(B.M.B)選手に善戦したオラスクアガの対戦。初回、オラスクアガは、右ストレート、アッパーを中心に加納選手に迫る。2回もオラスクアガが右ストレート、アッパー、左フックをヒットしリードを奪う。

第3ラウンド、オラスクアガは左フック、右ストレートを武器に加納選手に迫る。しかし、加納選手も左ストレートを打ち返し、試合の流れを変えようとするが、両者が打ち合いとなった場面で、オラスクアガの左アッパーが加納選手を襲うと加納選手はダウン。そのまま立てず試合は終わった。

勝ったオラスクアガは、WBO世界ライトフライ級王座を返上し1位にランクされる、ジョナサン・”ボンバ”・ゴンサレス(プエルトリコ)=28勝(14KO)3敗1分1NC=の挑戦を受ける事になる。