昨年12月9日(日本時間10日)に米・フロリダ州ペンブロークパインズのチャールズ・F・ドッジ・シティ・センターで行われた、WBO世界フェザー級タイトルマッチで、ラファエル・エスピノサ(メキシコ)=22戦全勝(18KO)=に12回判定負けを喫し、王座陥落した前王者で同級4位にランクされるロベイシ・ラミレス(キューバ)=13勝(8KO)1敗=は、即時再戦を要求。ダイレクトリマッチで王座奪還に乗り出す事を決めた。

五輪2連覇から鳴り物入りでプロ転向したラミレスは、デビュー戦で思わぬ敗北を喫したが、以後、立ち直りWBO世界フェザー級王座を獲得。昨年7月25日、東京・有明アリーナで2012年ロンドン五輪バンタム級銅メダルリストの清水 聡 (大橋)=11勝(10KO)2敗=選手を5回TKOで破り、初防衛に成功。

無名のエスピノサを挑戦者に迎えたV2戦は、ラミレスが5回にダウンを奪いリードを広げたが、終盤に入りエスピノサが猛反撃。愚直に前進しコンパクトな連打でラミレスを追い回し、序盤の失点を挽回。最終ラウンド終了間際、ラミレスは心折れたかのように痛恨のダウン。立ち上がり試合終了ゴングを聞いたが、115-111、114-112、113-113のスコアでエスピノサの手が挙がった。

試合後、ラミレスは「タイトルを保持するために十分な仕事をしたと思う」と語り、自分の勝利を訴えながらもエスピノサを祝福。エスピノサは、「チャンスを与えてくれたラミレスと再戦しても構わない」と、再戦を受け入れる姿勢を見せていた。さて、今度はどうか。今後の交渉に注目。