8月21日(日本時間22日)、元WBC世界ライト級暫定王者ライアン・ガルシア(米)=23勝(19KO)1敗=は、米・ネバダ州連邦地裁に対し、ゴールデン・ボーイ・プロモーションが契約を履行するよう求めて起こしている訴訟を却下する申し立てを行なった。ガルシアは6月9日(日本時間10日)にゴールデン・ボーイ・プロモーションに対し、プロモーション契約、およびカリフォルニア州と連邦法の違反で契約が無効であるとして要求書を送付。

これに対し、ゴールデン・ボーイ・プロモーションは、即座に契約を行使するための訴訟をネバダ州の連邦地裁に提起していた。ガルシアは2016年11月1日にゴールデン・ボーイ・プロモーションと契約し、2019年9月18日に再契約しているが、11月1日に契約が終了されるべきだと主張。

ガルシアは4月に行ったジェルボンテ・デービス(米)=29戦全勝(27KO)=戦で、3千万ドル(約43億6830万円)の報酬を得た事を明らかにしているが、契約では「どのネットワークでもPPVで戦うことができる」という条項がありながら、オスカー・デラホーヤからDAZNでも放映されない限り試合は実現できないと進言され、DAZNに対し個人的に12万ドルの金銭的負担を負った。ShowTime・PPVで放映された試合は、DAZNでも配信されている。

2020年にカネロ・アルバレスがデラホーヤの下を去ったのは、ゴールデン・ボーイ・プロモーションがアルバレスとDAZN双方に対して条件の食い違う契約を交わしていた事が根本原因とみて間違いないが、カネロはガルシアの動きに時を合わせるかのように、デラホーヤを偽善者と痛烈に批判している。今後に注目。