IBF世界ヘビー級暫定王者ダニエル・デュボア(英)=21勝(20KO)2敗=の初防衛戦は、9月21日(日本時間22日)に英・ロンドンのウェンブリー・スタジアムで開催される「リヤド・シーズン」で、元3団体統一王者で同級3位にランクされるアンソニー・ジョシュア(英)=28勝(25KO)3敗=を挑戦者に迎え行われる計画が進んでいる。

サウジアラビアの後援を受けて受けて行われる興行のアンダーカードには、WBOが指令している世界ライトヘビー級1位ジョシュア・ブアッツィ(英)=17戦全勝(13KO)=と、同級6位ウィリー・ハッチンソン(英)=18勝(13KO)1敗=による、世界同級暫定王座決定戦。

WBCシルバー・ミドル級王者で、WBC世界同級王座への指名挑戦権を持つ、WBO世界同級1位、WBC2位ハムザ・シーラーズ(英)=20戦全勝(16KO)=と、WBC世界同級3位、WBO6位、WBA10位クリス・ユーバンクJr(英)=33勝(24KO)3敗=の、世界ランカー対決が予定される。

そしてここに、4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)=27戦全勝(24KO)=選手に、WBA1位のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)=12勝(9KO)1敗=が挑むタイトル戦が、組み込まれる事が噂されている。

トップランクのボブ・アラムは、元IBF王者でWBO2位にランクされるTJ・ドヘニー(アイルランド)=26勝(20KO)4敗=が井上選手の次期挑戦者になる事を明言し、それは日本で行われるとしているが、デビュー以来、常に「強い相手と戦う」事を望んでいる井上選手だけに、それがあっても不思議ではない。。今後に注目。