3月31日に名古屋国際会議場イベントホールで、重岡優大(ワタナベ)=9勝(5KO)1敗=選手から2度のダウンを奪い判定勝ちを収め、WBC世界ミニマム級王座を奪ったメルビン・ジェルサレム(フィリピン)=22勝(12KO)3敗=の初防衛戦は、9月22日にフィリピン・マニラで、同級1位ルイス・カスティーヨ(メキシコ)=22勝(14KO)無敗1分=を挑戦者に迎え、行われることが決定。

ジェルサレムは2023年1月6日にエディオンアリーナ大阪で、WBO世界同級王座を保持していた谷口将隆(ワタナベ)=18勝(12KO)4敗=選手を、2回TKOで破りWBO王座を獲得したが、同年5月27日(日本時間28日)に米・カリフォルニア州インディオで行われた初防衛戦で、オスカー・コラーゾ(プエルトリコ)=10戦全勝(7KO)=に、7回終了棄権によるKOで敗れ、あっけなく王座陥落。

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26歳、身長167センチの長身サウスポーのカスティーヨは、昨年5月19日(日本時間20日)にメキシコ・カンクンで行われた級挑戦者決定戦で、1位にランクされていたアヤンダ・ヌドゥラニ(南ア)=13勝(4KO)3敗1分=を4回KOで破り、挑戦権を獲得。メキシコ国外で戦うのは初めてとなる。